三宅島ふるさとだよりNo.8
2006/11/24
~ 巣鴨で2回目の懇親会
[まだ避難中の島民がいる!]支援の継続を求める声 ~
巣鴨の桜花苑で第2回三宅島在京者・支援者懇親会が開かれ、非帰島島民とふるさとネットの協力者など45名が参加した。1部はネットの潮世話人の司会で佐藤会長の挨拶、大妻女子大学の干川剛史先生による、非帰島島民の生活状況についてのアンケート中間報告、大坊事務局長による活動・会計報告、ネット訪問員の紹介があった。
TBSラジオが懇親会等放送 12月2日(土)午前8時20分から30分まで、10分間の予定 |
非帰島島民の生活アンケートで記者会見 12月8日(金)午前11時都庁記者クラブで |
2部はネットの副会長である非帰島島民の酒井一豊さんの乾杯挨拶。原口・潮世話人の司会で協力者による漫才やゲーム、踊りなどの出し物が行われた。女優の京町(みやこ)さんによる被災者の気持ちがこめられた歌「ふるさとへかえろう」を聞いて涙を流す島民の方々もいた。島民の方も島節を披露するなど、皆の心が1つになった。
最後に全員でダ・カーポの「必ず帰るよ」を合唱。会の終わりには非帰島島民の玉城長之助さんが支援者などにお礼の挨拶があった。玉城さんは「避難生活の大変さや辛さ、帰島に向けての今後などなんら解決と改善はしていない。来年3月末の行政の支援策の打ちきりは困る。支援継続を求めよう」と訴えた。また島民の方から「一部報道では島の復興の事だけ取り上げるが真実ではない。置き去りにされ避難が続いている非帰島島民の生活実態や声をもっと取り上げてもらいたい」と悲痛な意見も出た。
ネットより島民に巣鴨名物「塩大福」とあした葉、里芋などおみやげが配られた。「避難して以来会えなかった人と会い話ができて良かった。」「島の事を思い出し懐かしかった。楽しかった。」と皆さん笑顔で帰られた。
~ アンケートの活用など協議 ~
第4回世話人会開く
第2回三宅島在京者懇親会の後、第4回世話人会が行われ世話人、協力者ら14名が参加した。次回に向けての懇親会の反省点や非帰島住民のアンケートの今後の活用について話し合った。アンケートはさらに分析し、自由解答から出た課題を分類し実態に合った対策の要望を国・都・村に伝えていくなど話し合った。また、訪問活動においては今後、訪問だけでなく電話で定期的に様子を伺っていく事も取り入れていく方針となった。
~ご寄付者名:たくさんの皆様のご協力ありがとうございます~
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たくさんのご寄付を本当にありがとうございます。
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~お願い~
7月いっぱいで1ヵ年が経過して転送も終わりました。そのために、住所変更されている方が増えており、「三宅島新報」等を送った郵便物が住所不明でたくさん事務局に返送されています。お手数ですが、新住所、電話番号のご連絡をお待ちしています。また、お知り合いの方がおりましたらご紹介をして下さい。
「三宅島ふるさとだより」へのご意見・ご要望・掲載希望等ありましたら、三宅島ふるさとネット事務局までご連絡下さい。
~神戸・永田センターから三宅島の子どもたちに
クリスマスプレゼントのお知らせ~
神戸の日本キリスト教団兵庫教区の柴田牧師から例年行っている三宅島の子どもたちにXマスプレゼントをしたいので非帰島島民のお子さんを紹介して下さいとの嬉しい連絡がありました。ネット事務局までお子さんのいる家庭及びお知り合いの方はご連絡下さい。永田センターの皆様の長期間のご支援に感謝いたします。