村長・村議低調無投票で決まる
2024/01/31
三宅村で女性村長 島嶋部で初
三宅村の村長選挙と村議選挙は、1月30日告示され、村長選挙、村議ともに定数以上の届はなく村長に無所属・新顔の山高亜紀子(50)が決まった。都町村会によると、島嶼部9町村で女性の町村長はないという。村長選が無投票だったのは、今回3回目連続となる。
山高氏の経歴は、村議会事務局長の後、立候補の直前まで村企画財政課長を務めていた。櫻田前村長の周到な後続者育成の準備が見て取れる。
当選が決った30日夕、山高氏は、「村政のこれまでの取り組みを継承し、島の暮らしをより豊かにしたい。島以外の人的交流の機会を積極的につくり、移住・定住者の仲間を増やしていきたい」と負担を語った(朝日新聞1月31日)村議も定数8名のところ現職6名、新顔1名で定数割れ無投票当選が決った。
民主主義の根幹である地方選挙の低調さに危機感を持っている村民は多数いる。村民懇談会など基礎からの取り組みが大切だと思う。とりあえず村議会の傍聴に参加して新村長、村議の発議に注目しよう。
村議選の当選者(定数8名)
佐久間正文 74 無現
曽我部宏一 66 無現
北川博史 50 無現
平川大作 68 共現
高松秀直 66 無現
沖山 肇 65 無現
谷 寿文 60 無現